この記事でわかること
- 見守りカメラでできること(暗視・通知・通話)
- 失敗しない「7つの選び方」のポイント
- 離れて暮らす親を無理なく見守るコツ

「夜、親がちゃんと眠れているか」「転んでいないか」——離れて暮らしていても、同じ家にいても、夜間の親の様子は気がかりですよね。そんな不安をやわらげてくれるのが、高齢者向けの見守りカメラです。ケアマネジャーとして数多くのご家庭を見てきた経験から、失敗しない選び方のポイントを整理します。
見守りカメラでできること
見守りカメラは、スマートフォンから離れた場所の様子をいつでも確認できる機器です。最近の製品は、暗い部屋でも見える暗視機能や、動きや音を検知してスマホに知らせる通知機能、カメラ越しに会話できる双方向通話などを備えています。夜間に起き上がった、長く動きがない、といった変化に早く気づけるのが大きな利点です。
失敗しない7つの選び方
① 夜間でも見える暗視(ナイトビジョン)機能:夜の見守りが目的なら必須。暗い部屋でもはっきり映るか確認します。
② 動作・音の検知と通知:起き上がりや物音をスマホに通知してくれると、つきっきりでなくても安心です。
③ 双方向通話:カメラ越しに声をかけられると、親御さんの不安をその場でやわらげられます。
④ 画質と画角:部屋全体が見える広角だと、ベッドと出入口を同時に見守れます。
⑤ 録画・見返し:あとから様子を確認できるSDカードやクラウド録画があると便利です。
⑥ 設置と通信環境:コンセントとWi-Fiが必要です。実家のネット環境も事前に確認しましょう。
⑦ 料金(本体+月額):本体価格だけでなく、クラウド録画などの月額費用も含めて比較します。
「カメラ型」と「センサー型」の違い
見守り機器には、映像で確認する「カメラ型」と、動きや温度などをセンサーで感知してカメラ映像は残さない「センサー型」があります。「映像で顔を見て安心したい」ならカメラ型、「見られるのは抵抗がある」という親御さんにはセンサー型が向いています。ご本人の気持ちに合わせて選ぶことが、長く使い続けるコツです。
設置前に:本人の気持ちとプライバシー
見守りは安心のためのものですが、カメラを向けられることを負担に感じる方もいます。設置の前に「あなたが心配だから」という気持ちを伝え、できるだけ本人の同意を得ましょう。寝室ではなくリビングにする、センサー型にするなど、ご本人が納得できる形を一緒に探すことが大切です。
介護保険は使える?
一般的な見守りカメラは介護保険の対象外です。ただし自治体によっては独自の助成がある場合があるので、担当のケアマネジャーや市区町村に確認してみてください。また、夜中に何度も起きる親への対応に悩んでいる方は、別記事「高齢の親が夜中に何度も起きる原因と対処法」もあわせてご覧ください。
まとめ
夜間の見守りなら「暗視機能」と「通知機能」は必須。顔を見たいならカメラ型、抵抗があるならセンサー型を。本体価格だけでなく月額費用も含めて比較し、設置前には本人の気持ちを尊重してできるだけ同意を得ましょう。
※本記事は一般的な情報提供を目的としたものです。制度や助成は変わることがあるため、最新情報は自治体・ケアマネジャーにご確認ください。
