この記事でわかること
- 昼夜逆転が起こる主な原因
- 家庭でできる5つの改善方法
- 無理に起こさないほうがよい場合
昼間に眠り、夜に目が冴えてしまう「昼夜逆転」。ご本人もつらく、介護するご家族の睡眠も削られてしまいます。ここでは、家庭でできる立て直し方を5つに整理しました。
なぜ昼夜逆転が起こるのか
日中の活動量の低下、昼寝の長さ、日光を浴びる機会の減少などで体内時計が乱れると、昼夜のリズムが崩れやすくなります。入院や環境の変化がきっかけになることもあります。
認知症がある場合は、体内時計そのものが乱れやすく、夕方以降に落ち着かなくなることもあります。
① 朝は決まった時間に光を浴びる
毎朝ほぼ同じ時間に起こし、カーテンを開けて自然光を浴びてもらいます。光は体内時計をリセットする最も強い手がかりです。天気の悪い日は、明るい部屋で過ごすだけでも役立ちます。
② 日中に体を動かす・昼寝は短く
散歩や軽い体操、家事の一部を手伝ってもらうなど、日中に活動を入れると夜に眠りやすくなります。昼寝は15〜20分、遅くとも15時までにとどめましょう。
③ 食事の時間を一定にする
朝・昼・夕の食事時間をそろえることも、体内時計を整える手がかりになります。朝食をとることが、一日のリズムづくりの起点になります。
④ 夜は刺激を減らし、環境を整える
夕方以降は照明を少し落とし、テレビやスマートフォンの強い光を控えめにします。寝室は静かで、暑すぎず寒すぎない温度に整えましょう。
⑤ 無理に起こし続けない・専門職に相談
立て直しには数日〜数週間かかることもあります。焦って一日中起こし続けると、かえって疲れて逆効果になることも。うまくいかないときは、担当のケアマネジャーやかかりつけ医に相談してください。
※この記事は一般的な情報提供を目的としています。症状やお薬について不安がある場合は、医師・薬剤師・担当のケアマネジャーにご相談ください。
